7年ごしの琵琶湖 前編

7年ごしの琵琶湖 - ymlabのブログ

7年ごしの琵琶湖 後編 - ymlabのブログ

輪行 京阪電車丹波橋~京都~彦根

7年前、初めてLouis ganeau のTr-Lite-e というクロスバイクを購入した。

はじめてのクロスバイクで、id:hms_hesmes に奥義を伝授してもらって以来、いろんなところに行ってきた。

d.hatena.ne.jp

 でも、ちょっと自転車に乗るたびに頭の片隅に引っかかっていたのが、琵琶湖を最終的に一周すること。

 今回は、7年ぶりに琵琶湖に行ってみることにした。

事前に、前回の反省をもとに、日焼け止めアームカバーと、ボトルを購入した。

アームカバーは、日焼け止めになるし、涼しく感じる。ボトルは、そのまま冷凍できるし、大容量なのでキャメルバックを購入。これで、キャメルバック2個体制だ。前回は、1Lのポカリスエットが完全に溶けてしまったし。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

メール便・可 パールイズミ 401 コールドブラック アームカバー
価格:3456円(税込、送料別) (2017/6/25時点)


 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

キャメルバック ポディウムビッグチル 保冷ボトル 750ml
価格:1895円(税込、送料別) (2017/6/25時点)


 

 

京阪電車丹波橋へ。丹波橋から京都へ。京都から彦根へ。という具合に乗り継ぎながら彦根へ。毎回思うが、京阪と近鉄丹波橋乗り継ぎが微妙にしんどい。

輪行袋が破れているところを発見。がっかり。

そういう訳で、JR彦根駅についた。駅構内にあるセブンイレブンで、朝食を購入。せっかくだから彦ちゃんのミルクパイを購入した。

 駅を出て、どこか自転車を組めるよい場所がないかを探していると、ちょうどよい場所に同業者の集団が5,6人。どうやら待ち合わせをしているみたいだ。

 浅井長政銅像の傍で、集団が出発するまでご飯を食べること

 

浅井長政の石碑 浅井長政(あざいながまさ)は、当主だが六角氏に臣下的な対応だったが、後に独立的な行動をとる。朝倉氏と織田氏と同盟を組んでいたが、どうも、朝倉氏と織田氏の仲が悪かったみたいで、朝倉氏を織田氏が攻撃をしたときに、かねてからの盟友だった朝倉氏を助けたことで、織田氏と不仲になる’(金ヶ崎の戦い)。結構頑張って武田氏に援軍を出してもらったりして、織田氏を追い詰めるが、結局失敗し、自刃。最後は織田信長に頭蓋骨の周りを金箔で塗って酒場の杯にされてしまう。

ところが、ゆっくりと昼食をとっていても、なかなか出発する気配がない。ここで、ご飯食べたり、ぼけっとまったりしているうちに出発が11:00になってしまった。

 

出発 中堀東西通り~r2

彦根駅からまずは彦根城を目指す。中濠(なかぼり)東西通りを通り、琵琶湖へ。お濠の周りを走っていると、彦根城が垣間見えたので、写真を撮る。

彦根城 7年前に入城しているので、今回は横目に眺めるだけ。井伊氏が長らく当主であった。明治天皇が御行幸の際、本城を残すようにしたため、破壊を免れた。 

 彦根城をちょっと過ぎると、すぎに琵琶湖に出た。

琵琶湖の水平線 長曾根町の傍にて。またしても進行方向と逆に撮ってしまった。

ここからがんばるんじゃーっ!と、ペダルをこぐ。最初のウェイポイントは、彦根港だ。

彦根港~長浜港 r2~r331

 すぐに、彦根港につき、問題文を探す。実は、2日前くらいに、ビワイチについて調査していると、琵琶湖一周認定システムがあるようで、彦根港が一番近い場所だったのだ。実はこのシステム、全部一周しなくても認証され、4つでOKなのだ。

www.biwako1.jp

 彦根港に到着した後、とりあえず水分補給に紅茶花伝を飲む。かなりステッカーを探すが、なかなか発見できない。スマホで検索すると、スマホ上で、問題が出されるらしい。問題文を見ると、さっぱり答えがわからない。でもヒントがあり、それを見ると、一発でわかった。

 

 彦根港 つりがしたい・・・。

 次のポイントは、近江母の郷(おうみははのさと)。

 近江母の郷に限らず、サイクルベースがあり、スタンドがなくてもひっかけるだけで自転車を停められるので便利だ。

 他のローディー2人組が、私の隣にやってきて、私の自転車を停めているのを見て、「あぁそうやってサドルにひっかけるのか」と、周りと話していた。上の写真は既にその2人組は出発済。

 次のウェイポイントは長浜港。この辺りは普通の道路だが、サイクリングロードである青色のペイントが道路に施されている。この辺りは交通量が多いらしく歩道にペイントがされている。思ったより早く長浜港に到着。

長浜港 ここで、少し長めの休憩をとる。ここから竹生島(ちくぶじま)へ観光することが可能。竹生島は、浅井長政の父が幽閉された場所。竹生島は、都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)があり、なんと広島県厳島神社の神様[市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)]も奉られている。由緒は、伊吹山の神である、多多美比古命と、浅井比売命(あざいひめのみこと)が背比べをしたときに、負けた多多美比古命が、浅井比売命の首を切り落としてできた島らしい。怖すぎる。 

 長浜港で、小休止をした後、次のウェイポイントである、「道の駅湖北みずどりステーション」を目指す。しかし、琵琶湖沿いは臭い。そして、羽虫が大量にいるため、アイウェアは必須である。女子の日焼け止めのスカーフが欲しいくらいに、呼吸するのがためらわれる。

 長浜港を出てすぐに城があったので、写真を撮る。何城かわからないので、今調べた。

長浜城 もともと今浜と呼ばれていた地域だが、羽柴秀吉浅井長政を責めた軍功により、この城をもらう。その時、織田信長の名前をもらって、今を長に変更して、長浜と変えた。秀吉の初めての築城で、城下町をセットにして、船がつけるようにしたところがポイント。残念ながら天正の大地震で、全壊。1983年に再建された。

 

水鳥ステーション~山越え r44~塩津街道~R303~r557

 長浜城からは、山だと思っていたけれども、まだ平地が続く。25,6km/hで巡行をしていると、かなり速いBianchiさんが、抜いていった。だが、かわいそうに、車道を走ってしまい、渋滞につかまってしまっていて、歩道からまた抜くことに。しかし、この歩道ががったんごっとんで、パンクしそうで怖い。また、抜かれたので、車道に出てついていくことにした。それなりに車間距離を保ったつもりだったけど、最後に奥琵琶スポーツの森あたりで、右に折れますという手信号をされてしまった。

 前々回に引き続きすいません・・・。

 水鳥ステーションで、中休止をとる。

 500mlのジュースを一気飲みしてからの、凍ったウィダーインゼリーみたいな形状のアクエリアスとQooオレンジ味を購入。さらに、ボトルに、アクエリアスを補給して、山越えに備える。ゆーっくり座って休憩をする。

 そろそろ出発しようかと思っていると、丁度同じ自転車置き場から出発しようとしている人がいたので、 アクエリアスを購入して、ボトルに追加してから後追いすることにする。

 今度こそ、目測で30m以上離れているつもりで、2人組のローディーを抜いていく。その後、一礼して抜いていくことにした。

 

 ところが、結局「大音」あたりで、どっちに曲がればよいかわからず、スマホを見ていると、結局追いつかれる。左に曲がると山が目の前に見えたので、ここから確か賤ヶ岳トンネルが近いはず。危険と聞いているので、あわてて後を追い、結局4人でトンネルを渡った。

 

 トンネルを渡り、やっぱり道が分からなかったので、声をかけることにした。「これ、こっちにいけばいいんですかねぇ。」「そうですね。」みたいな会話から、2,3分話をして見ると、堅田から北湖一周をめざしているらしく、仲間から琵琶湖回って一人前と言われているらしい。しかし、キャリア1年で、いい自転車に乗っている。たぶん、MERIDAのSCULTURA 5000だ。

 

賤ヶ岳で、柴田勝家を感じながら後ろを追走していると、その方が、左を指さしながらあじかまの里に入っていった。「ありがとうございましたぁー。」と叫びながらそのまま直進する。

 

  しかし、進んでも進んでも、まったく琵琶湖が見えない。何分かしてから、変な看板(このまま直進すると、敦賀につくよ!とか、そろそろ近江塩津駅という道路標識)が、何回も見られたので、ミスルートしたことに気づく。

 さっきの方のハンドサインは、「今から道の駅によるからさいなら~」という意味ではなくて、「僕は、今から道の駅によるけど、ビワイチはここを左だよ」という意味だったのか。

 で、何とか元のルートに戻ってくることができた。ここからビワイチする際の難所と呼ばれている坂があるが、数年ぶりの坂にしては、なんとか越えることができた。当然、速度は10km未満までおちたが。これまでの柳生越えや伊賀越えを考えると、距離が短すぎる。

 この坂の後、岩隈第二トンネルを抜けて永原駅へ向かう。途中で、地面のサイクリングロードは左と言っているけど、今、道が切れているから直進せよ。の看板を発見するが、ビワイチの認定が欲しかったので、左折し、永原駅へ。

永原駅~奥琵琶トンネル R303~R161~r54~r333

永原駅へついたとたん、タイミングよく親から電話がかかってくる。電話をしながら観光客がぞろぞろと降りてくるのを見た。なんか、ここ有名なところなのかな。と思いながら写真を撮る。

永原駅から奥琵琶トンネルまでは単調な登りがそれなりに続く。 さっきの坂よりも距離が長く、何人かの脱落者がいた。この辺りは最近クマも出ているし、やや不安だったが、人が結構いて安心だ。

 奥琵琶トンネルを抜けると、大津まで66kmの標識が見えた。まだまだ先は長いなぁと思いながら、無心でペダルを回していると、道の駅 牧の追坂峠が見えたので、休憩をとる。

 

 またしても椅子に座り、ゆっくりと休む。残念ながらさっき買ったアクエリアスと、Qooは、まだ全然溶けていなかったので、ジュースを購入。

 しかし、ここもサイクルラックがあるので便利だ。

 最近、自転車を復活させたので、お尻が怖くてサドルパッドをつけていたおかげで、全然ダメージがない。

 休憩した後、気持ちよく、下り坂でスピードを上げる。ヒルクライムな人は、これがうれしいんだろうな。

 あとは、惰性で南へ向かって進めていくと、木がたくさんある並木道が現れた。ここが、有名なメタセコイア並木かなぁと思いながら、でも特に調べたわけでもないので、自信はないが、せっかくなので写真を撮る。

 並木道を抜けると、懐かしい琵琶湖の臭いがした。決して匂いではない。

久しぶりにみる湖面に思わず写真。写真ばかり撮って全然進まない。

それなりに疲れていたので、スタンドを出すのも面倒で、自転車を寝かして撮った。

でも、周りに自転車が来ていたら下手したら事故をするため、ポジションなどを考える余裕もなく、さっと撮った挙句に確認もせずに自転車を起こしたので、なんかゆがんでいる。

パノラマにしてみた。

サイクリングロードらしくないサイクリングロード

 琵琶湖が見えた後は、景色の変化のない単調な道が続いていく。途中で、一人抜いたくらいで、人がいない・・・。途中で、案内に沿ってサイクリングロードを折れると、よくわからない公園があり、おおよそサイクリングロードとは思えない道。

 この公園は親子連れがいたくらいで、あまり人がいなかった。ちょっと自然が強すぎる感が否めない。

そして、結局もとに戻されるという仕様に泣く。