水の流れに逆らって 淀屋橋~鈴蟲寺~月讀神社~嵐山~出町柳

あらすじ

3月の中旬位に、たまひよで知り合って嫁さんの友達の御主人さんが自転車が大好きという話を聞いて、今度一緒に走りましょうということになっていた。

で、(多分お互いの)嫁さんの許可をいただき、嫁の居ぬ間にサイクリングをすることになった。行き先はLINEで3回ほどやり取りして、後は30分強話し合って、淀屋橋7番出口周辺で集合し、嵐山を目指すことになった。

 淀屋橋~嵐山は実は時期は違えど、どの道も行ったことのある道だったので、新鮮さには欠けるかもしれないが、前走ったのは6年も前なので、懐かしさを感じながら走ることを目的にしよう。あと、いつも、嵐山のルートを間違えて伏見稲荷につくというお約束をなんとかし、ルートを確認したいという目的にする。

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 前日の夜は、9時ごろ眠ってしまい、気が付いたら4:00頃だったような。そこから寝るのもどうかと思ったので、風呂に入ったり準備をしたり。でもまぁ結局凍らせたカルピスを忘れることになる。

輪行

輪行で、淀屋橋まで。この時点でぼつぼつ乗客がいて、多少ひるむ。淀屋橋に到着してから京阪電車から7番出口は遠かった。ひぃひぃいいながら、7番出口の傍のアンスリーで凍らせたカルピスが売っていないか探す。しかし、売っていなかった。なんてこった!ガッデームッ!!と顔には出さないがショックを受けつつ、しかたなくオランジーナを購入した。

 待ち合わせポイントについてみると、連絡通りまだ到着していない様子だったので、先に、自転車を組み立てることにした。ただ、その嫁さんの友達の御主人さんの顔ってどんな顔だったっけ。そもそも1時間くらいしかしゃべってないんでわからんぞ。

 だけど、7番出口付近で自転車いじっている人がいたら声をかけてくるだろうし、7番出口付近で、自転車担いだ人がうろうろしていたら、多分こっちも声をかけるだろう。と思いながらくみ上げる。

 組立がほぼ完了し、輪行袋を直すタイミングで嫁さんの友達の御主人さんが登場。一発でわかった。いまだに名前がわからん。こうじさん(←名前ではないらしい。)という人の登場。当然、本人にここに載せる許可は取っていない。怒られたらどうしよう。横顔ということで許してもらおう。

北大阪サイクルラインー毛馬閘門

淀屋橋からはかなり道に迷いながらタイヤや、ホイールの話をしながら、なんとかして毛馬閘門にたどり着いた。なんど自転車を担いだか。

毎回自転車をひっくり返す習性で進行方向と逆を向いてしまう自転車。

 

毛馬閘門(けまこうもん)毛馬閘門の役割とは水位を調整し、淀川と大川を船舶を通すためと、治水を目的としているらしい。水位調整自体は、今は使われているのだろうか。国の重文指定を受けている。その中で偉い人は沖野忠雄。銅像があるはず。

 

与謝蕪村 摂津国東成郡毛馬村で産まれ、俳人として有名。「菜の花や月は東に日は西に」「古庭に茶筅花咲く椿かな」等。後世の正岡子規に極めて強い影響を与えた。俳画も書いた。俳画としては写実派。晩年は京都市下京区仏光寺通烏丸西入ルにて。

ここから淀川に逆らって直進。

けしからん車止め

しかし、寝屋川ー枚方間の車止めの大阪はけしからん。毎回、「絶対とおさないもんね。」という声が聞こえてくる車止め。京都みたいにポールにならないものか。きっと、設計者は通さないためということのみを考えて作り、自転車にはのっていないに違いない。こうじ君、めっちゃ嫌がっている姿を見て、「そうそう」と、うなずいている自分がいた。枚方のいつもの橋で休息を取る。淀屋橋から水のみはつらいです。ポカリスエットのキャップを開けることに。ボトルケージで1Lのやつないかなぁ。

 

枚方ーさくらであい館

 枚方からくずはまでは、以前は下道が工事中でつながっておらず、危険なr13(くずはー御幸橋)を通るしかなかったのだが、先週の今熊野観音サイクリングで上からみるとつながっていることを発見したので、行ってみることに。

ポイントは、途中で車止めみたいなところがあるので、そこを左折すること。上に上がらないように、上がらないように進めばOK。

 さくらであい館は、平成29年の3月25,6日にできたばかりのウェイポイント。そう思っている人は多いらしく、多くの人が集まっていた。

 のわりに、食堂がない。まさかの補給無し。自販機を探し求め見てみると、心が折れる、スポーツドリンクすべて売り切れ。お茶はあるが、わざわざ買ってまで欲しいアイテムではない。まだボトルに500ml弱は残っているし。そういうわけで、いいかんじの場所があったらそこで補給をしようと。

 せっかく来たので、展望台から写真を撮る。

 さくらであい館展望台 背割堤(せわりてい)を臨む。

背割堤…名前の通り、堤防。全長1.4kmの巨大な堤防で、洪水時に、宇治川ー木津川の両河川をスムーズかつ安全に合流させるために作られた。

2017年3月25,26にできたばかりのサイクリストのウェイポイント。食堂がないのが痛すぎる。道の駅じゃないのかよと、小一時間説教をしたくなる。南を向いた写真なので、右側が宇治川で、左側が木津川。

流れにのって。京都木津八幡自転車道

後は、嵐山までCRを走るのみ。しかし、若干の不安要素がある。今まで、嵐山に一人でいけた試しがないということ。いつもルートが分からず、気がついたら伏見稲荷が見えるというパターン。前日から不安だったが、「きっとこうじ君は、かなりはまっているらしいから当然 1000Jとか820Jとかで登場するだろう」と勝手に想像しており、なんとかなるだろうと。ところが、当日実際に会ってみると、違っていた。

 

 そういうわけで、どっかの誰かさんが、隊列を組んで走っていたので、その人の後をついて行くことにした。ところが、遅い。23,4km/h巡航。道幅は非常に狭いため、無理に抜こうとすると対向車に当たるし、集団をかき分けて前に行く気もしなかったので、だらだらついていくことにした。

 

 何kmか進んだところで一番最後尾の黄色のジャージの人に「うち、ずっとこのペースで行くと思うんで、先いってもらっていいですよ。」と声をかけられる。

 抜いても道がわかんないんだよという趣旨のことを、やや丁寧めに説明をしたが、結局広い場所で抜いていくことにした。(結局道に迷い休憩中に抜かれる。)

鈴蟲寺~月讀神社

 こうじ君が前日に、「嵐山に行く途中に、鈴蟲寺に、お守りを返しに行きたい」という旨を話していたので、寄ることに。結構自転車に乗ってきておなかが減っていたので、近所にソバ屋があるから食べようということになり、寄ってみる。

 売り子のおばさんに勧誘されるも、「先にお守りを返してからにします。」と一旦は断る。「いやいやいや、今混んでるから先に食べなさい。」と言われた。

 階段を見てみると、確かに人がたくさん。そういう訳でやっぱり、先にそばを食べることに。その時の「ほらいったじゃない」的な、どや顔に苦笑。

 タンパク質を補給したかったので、にしんざるそばを注文。にしんがおいしい。

 隣の店でグリーンティーを購入し、甘さ注入。

鈴蟲寺(すずむしでら)。正式名称は華厳寺(けごんじ)だが、鈴虫をずっと飼育しているので、この名称がついた。

  ビンディングシューズで若干歩きにくいが、SPDシューズなので、ちょっと滑る程度。こうじ君の方は、SPD-SLで本気系なので大変そうだった。

 お坊さんの講和があるのだがあまりにも人が多すぎたので、お守りだけ返すことにしたようだ。

 

その後は、月讀神社へ。月讀神社はかなり近所にあるので、簡単に行けた。

変わった形式で、中央に祭壇らしきものがある。(祈祷殿)

http://www.matsunoo.or.jp/tukiyomi/sub3/kito.den.jpg

公式ページより画像引用。.月讀神社(つきよみじんじゃ)。御祭神は月読尊(ツキヨミノミコト)。伊耶那岐(イザナギノミコト)が、黄泉の国から帰ってきた後、穢れた体を筑紫の日向の橘の小門(おど)の阿波岐原(シーガイアあたり)で、禊祓いをした際に産まれる。兄弟関係はこんな感じ。左目…天照大神アマテラスオオミカミ)右目…月読尊(ツキヨミノミコト)鼻…素戔嗚尊スサノオノミコト天照大神は昼を知らす神。素戔嗚尊は海を知らす神。そして月読尊は夜を知らす神となる。ところが、素戔嗚尊はそれを断って、黄泉の国に行って、お母さんに会いたいとなって、ストーリーが続いていくことになる。

 ここで、御朱印とお札を一体ずつ受けてきた。

そんなこんなで、嵐山に到着。嵐山で記念に写真を撮る。

さすがに、一人では写真を撮ることは恥ずかしすぎてできないので、笠置~柳生~名張

以来だから7年ぶり。

 嵐山で休憩をとっていると、外国人から「自転車で一緒に走らないか?」と声をかけられたが、すまんここがゴールなんだ。今着いたばっかなんだ。休ませてくれ的なことを言って断った。

 

 帰りのコースを検討する。こうじ君は平安神宮が見たいらしいので、チラ見だけするため、丸太町通りを経由して帰ることにした。

 道案内を兼ねて先導することに。気持ちよく走り続ける。車があるといえばあるが、そんなに大変でもなく、路面状態も悪くない。何より、あとでヒルクライムをすると思っていたので、足をずっとためていたので[こうじ君ずっと後ろでごめん。]、ここで使うことにした。

 気が付いたら平安神宮にいた。

 

 記念に写真を撮る。ちらっとだけ中に入り、現在位置を確認していると、おばちゃんに道を尋ねられる程度で、5分くらいで後にする。

 あとはだらだら走り、神宮丸太町駅に到着。ついでに鴨川を撮っておいた。

ここで、帰ってもよかったけれども、出町柳まで走り、出町柳から家まで輪行して帰還した。

 

反省

今回の最も大きな反省は、帰る時刻を間違えたことだろう。帰る時刻はやっぱり、遅くないと、電車は混む。まあ、サイクリングロードで気持ちよく走れたのと、京阪電車の始発駅から終着駅まで走れたのは楽しかった。

 

2017/06/04 9:40-16:30

平均速度 20.3 km/h
平均心拍 145 beats
平均ケイデンス 70
消費カロリー 1421 kcal
最高速度 44.6km/h
最大心拍数 201 beats
最大ケイデンス 199?エラー
タイヤが回った時間 3:11'34
距離 64.89km
獲得標高 UP淀屋橋ー嵐山 414m DOWN 378m[嵐山~出町柳は計測エラー]

累積:1151.9km

 

日付 タイトル 走行距離 走行時間 平均・最大時速 平均・最大心拍数 消費カロリー 平均・最大ケイデンス
2010/8/21 初クロスバイク 大津~彦根 70.2 3:59''00 17.6/≒42 - - -
2010/9/19 河内峠、磐船街道 53.7 2'54''00 17.7/50.4 - - -
2010/9/23 水の流れに沿って 梅田 39.09 2'04''00 18.7/39.3 - - -
2010/9/26 木津~赤目四十八滝~名張 73.16 4:23''00 16.6/50.6 - - -
2010/12/5 狸に会いに~信楽~ 110.08 6:20''00 17.3/46 - - -
2011/4/24 ダイアモンドシティ 38.56 - 14/34.5 - - -
2011/4/30 原付と同格・三ノ宮 96.55 6:45''28 14.2/44.2 - - -
2011/6/18 鹿に会いに 木津~奈良公園 48.49 3:41''11 13.1/39.5 - - -
2011/8/7 高石垣~伊賀上野城 75.58 4:05''43 18.4/48.6 - - -
2011/8/10 大阪少年自然の家 150.1 - - - - -
2011/10/8 IKEA 36 - - - - -
2011/10/24 水の流れに沿って 天保山渡船 35 - - - - -
2012/1/29 平均20km越え。伏見工業 57.17 2:43''24 20.9/36.4 - - -
2015/7/25 神南備山 41.29 2:25''43 17/46.2 - - -
2016/12/26 コロネスデュー中山寺 37.82 2:32''18 14.9/41.1 - - -
2017/4/11 岩子島一周~ドナドナ 15.6 - -/32.4 - - -
2017/4/22 獅子窟寺 19.45 1:16'15 15.3/38.8 143/217 557 -
2018/5/27 1000km越え ポタリング 21.04 58'23''2 21.6/43.65 144/219 427 70/122
2018/5/29 お墓参り~サイクリングロード周遊 68.17 3:14'26 21.0/44.3 144/196 1439 72/189?
2017/6/4 水の流れに逆らって 淀屋橋~鈴蟲寺~月讀神社~嵐山~出町柳 64.89 3:11'34 20.3/44.6 145/201 1421 70/199?


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