No.3 5000円で作る、DigiFi No.15 16 17 付録回路のケース自作[制作編2]
前回の続き。
ここまで来ると、1/3が終わった感じ。
一度、取り付けられるのか、確認をする。
SBA-310(E)のM3 1cmのスペーサーを台座にM3ワッシャーをかまして、上からM3ねじを通してみる。ここで通らなかったらアウト。センターポンチで中央をとれていなかったらここで痛い思いをする(した)。
センター重要。
こうなったら、穴を広げるか、ドリルと削る金属を駆使して無理矢理縦に広げていくしかない。フライス盤なんていうすばらしい物を持っている人がいればこのあたりは楽にできるだろうが、私の周りはいない。
できた。
テイシン(T.SIN) 黄銅スペーサー SBA型SBA-310(E) 1パック(100個) |
実はこのままではケースに収納できないので、全てを取り払う。
無駄な作業な気もするが、無駄なことをするのは人間しかいないので、人間らしいなぁと思いながら全てを取り払うとよい。
ケースの側面に穴を開ける下準備をする。
ケースの側面に穴を開けないと、ボリュームとかが外に出せないため、ケースに収納できない。そこで、100均下敷きを活用して、位置合わせをする。
こうすると、確実に位置を合わせられる。
穴に合わせて汁系のボールペンでなぞる。
こうすると、ぴったりあう。
このケースは、フィルムが張っている。よく見るとフィルムの線が箱の上部に見える。これを基準にすると、間違わない。
ケース側面にポンチを打つ。
くどいが、ポンチは正確に。ちなみに、センターポンチの打ち方はこんな握り方はよろしくない。左手に一眼レフを持ちながらなので、変な持ち方になっているだけ。
ポンチが打てた。
裏面のAMPも同様。
ドリルで穴を開ける。
どんどん広げていく。最終的には1cmとかでも足りない位。
四角い穴はハンドニブラで開ける。
最初はドリルでちまちましてからヤスリをかけようと思ったが・・・。
面倒なので、ハンドのニブラを使うことに。
無事に穴があいた!
面取りカッターで面取りをする。
裏側も忘れずに。ドリルが入らない所は、精密ヤスリをかけたり、ニッパーでバリを撮ったり。
アンプの所は大きいヤスリの方が楽。
ヤスリは粗目と、仕上げ目があるので粗目である程度合わせてから仕上目で調整をする。それぞれの頂点の部分はヤスリの向きに注意をしよう。
ヤスリは側面がつるつるのと、ヤスリがついているのがある。側面をヤスリたく内場合は、つるつるの面を当てることに留意する。
ヤスリをかける前に、こんな風にマスキングをかけておくと、ヤスリで突き刺しても、やや安心。
本気で位置を合わせながら点を打つ。
本当に、ここが一番重要。完全に位置を合わせて点を打つこと。たとえば、先ほどばらしたものをもう一度、アンプなしで組、ねじの先にネームペンでなぞり、写し取るとか。(ここで、失敗すると、後が大変です。(でした。でもなんとかなる。))
2つくらい写したら後は寸法を測った方が安全。その後、板を合わせてみて合うかを確認する。
ドリルでM3の穴を開ける。
当然、ポンチを打ってから。写真では全部に点を打っているが、ドリルで穴を開けるのは、外側のみ。まだ面取りはしなくてもよいかも。
外側から足をつける部分に印をつけて、ポンチからの穴空け。
こんな感じ。足は、
↑を参照。
ねじ→板→柱→ケースと全て通ったらOK。ここで少しでも堅いところがあったら、もう穴を広げておこう。
続きは次の日記。
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No.2 5000円で作る、DigiFi No.15 16 17 付録回路のケース自作[制作編1] - ymlabのブログ
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