距離を伸ばして 大阪少年自然の家

三日前に、伊賀上野に行ってばかりではあるが、論文が半分ほど書き終わり、
別の職場の方のところへ仕事に行き、一応目途がついたので、
今日もサイクリング

南方探索

これまでにサイクリングをした道路を塗りつぶした地図を見てみると、
やはり南がない。北は京都、西は神戸、東は奈良・三重と、楽しいスポットがあるが、
南はやはり大阪だからだろう。
大阪に住んでいて、目的地が大阪。なんかあまり面白くないという気持ちがある。
そこで、今回は走行距離を更新するためと、割り切ってサイクリングをすることにした。

香里園→外環(R170)→R163→R170

全然面白くもない道を延々と行く。
外環は西側と東側の二種類があって、西側の方が大きい道のため、
自転車を担いで階段を上がらないといけない箇所が数カ所あるので、
東側を選ぶことにした。

結果、東側は片側一車線、路肩なし、車はたくさんという三日前の伊賀街道を
思い出させる最悪の道だった。
あまりにも嫌になって、枚岡でもう一つさらに東にある道を選んだが、
まっすぐ進むといつのまにか外環に戻された。

そして、結構賑わっている商店街に到着。
ひたすらBGMが「ひょっこりひょうたんじーま♪」と流れている。
ずっと進むと駅があり、駅名を見てみると、瓢箪山駅だった。
島と山とは違うだろう。
町民はどう思っているのだろう。
まぁ、千林商店街も、いついっても、「一、十、百、千、千林
親しみの町、千林」
と流れているので、商店街ソングとはそんな物かも知れない。

いらいらしながら走っていると、志紀駅に到着。そういえば、ここに八尾空港があるはずなので、
寄ってみる。行ってみれば、自衛隊の駐屯地だった。
グライダーのようなものが着陸体制に入って「おぉ!」と思い、カメラのシャッターを切るが、
ここで大変なことを発見した。CFがない。

そういえば、前の日に、CFを忘れないように、カメラにさしたのだが、
論文に必要な写真が入っているかも知れないと、また、PCにさして、
そのまま刺しっぱなしだった。
変愚かである。

意気消沈しながらも応神陵古墳を横目にみつつ、外環を南下していく。
富田林あたりで、文明の象徴のような大きな塔にびっくりしながら、
[後で調べたら、多分PL教の塔]
南に急ぐ。時間がかかりすぎていることに焦る。

パーフェクトなプランニング 河内長野金剛寺

河内長野駅までは、楽しいアップダウンで、気分が高揚する。
河内長野駅についてから、すぐにしたことは、商店街を探し回って電気屋を探すことだった。
しかし、ない。CFを販売してくれそうな店はなさそうな感じ。
しかたなく、あきらめて、外環本線に合流する。
その途中に、ラブリーホールなんていうかわいい名前のホールがあった。

外環に合流してすぐに、カメラのキタムラを発見。
即 CFを購入。8GBで5980円、4GBで3980だった。
どちらにしようか悩んだが、8GBも放置することはなさそうなので、4GBを購入。
やはり、ぱーふぇくとなプランニングの賜物である。さすが…以下略。

ここからの外環はまずまずの道。とにかく交通量が多すぎることは残念だが、
歩道は許せるレベルで整備されている。
そうこうしているうちにトンネルがあるので、それをくぐった。
すると、道が二つに分かれていて、

左 和泉 右 関空
で、左に強制的に行かされる道になった。
「そりゃないでよ とっつぁん」
とルパンみたいに呻きたくなるが、しぶしぶ左を選択。
そうしたら、金剛寺という
素通りできない雰囲気の寺院が見えた。

せっかくなので立ち寄ってみようと思ったが、時間の関係で結局中には入らずに、
素通りした。

どっかのだれかさんによると以下のようである。

寺院の名前は金剛寺。高野山が女人禁制だったのに対し、ここは女性も参拝できたので
女人高野とも呼ばれるらしい。(他に室生寺なども女人高野と呼ばれる)
多宝塔以外にも重文の建築が多くあり、これまた見ごたえのある場所だった。

http://d.hatena.ne.jp/hms_hermes/20100109
より引用

その後、体はそんなに疲れているわけでは無かったが、
熱中症が心配だったので、道の駅によった。

いずみ 山愛の里

かき氷を食べる。疲れた体にはおいしい。

目的地 大阪少年自然の家 ほの字の里

木積に着いた後は山を登っていく。
非常に気持ちがよい坂道で、車はあまり来ない。
途中で、同業者が居たが、あまり早くなかったので、
一瞬ためらったが一礼して抜いていくことにした。

3週間前に泊まりにきたなぁと思いながら少年自然の家に到着。
記念写真を撮る。このゲートをくぐればつくのだが、関係者以外立ち入り禁止なので、止めておくことにした。

記念写真を撮っている内に、「カチカチ」という聞き覚えのある嫌な音が「ぶんぶんぶん」と一緒に聞こえてきたので、
すぐさま退散することにした。

その後、ほの字の里で、昼食を取る。といっても、既にPM3:30と予定の時刻を3時間もオーバーしている。
ほの字の里は、旧小学校校舎を利用した建物。


会計をするときに、別のお客さんが、私を店員と間違えて会計をお願いします。と言われた。
どうみても、店員らしくない出で立ちなのに。

昼食を食べ終えて自転車の点検をしていると、さっきのお客さんが「ねぇねぇどこから着たの?」
「ここまで何kmくらいあるの?」「どれくらい時間がかかったの?」と声をかけられる。
75kmです。4時間くらいですねぇと話している内に、
「ここはお風呂がいいよ。入っていったら?」と言われるが、時間が本当におしていたので、
丁重にお断りした。入ったこともあるし。

ややトラブル

帰りは、気持ちよく山道を下っていきたいところだが、記念に写真を撮る。


この綺麗な清流が、雨が降ると、とてつもない濁流に変わる。
この堤防?と高さを見ると、よくわかるだろう。
子ども達が一瞬にして、アスレチックをあきらめてしまう程である。

このときの荷物を固める紐付け方が甘かったのか、
下っている途中に「バチン」と音がして、切れてしまった。
そこからは、残念ながら背負う羽目に。重い・・・・。

アスレチックスポーツ
楽しいハイキングや、ニジマスのつかみ取りができる。
サンダルがないと、足が痛い。

下界まで下りてくると、知っている人は知っている。「ほの字の里」の看板で記念写真を撮る。
子ども達に指導するときは、この看板を見ると、もうすぐだから、持ち物の点検をするように伝えるところ。

行き止まり。りんくうタウン

無心でりんくうタウンまで漕いでいる内に、到着。記念に写真を撮るが、他にすることがないので、
後は帰路を急ぐ。


苦行の時間

帰りは、ずっと、R26の側の海辺を走り続ける。湾岸線の下をずっと走っているので、景色の変化は何もなく、
ただただ単調な道がずっと続く。
途中で何度か道に迷いはまるところがあったが、太陽が完全に夕日なので、方角が分かりやすい。
日が暮れるまでに堺に着きたい。大阪ってこんなに大きかったっけ?というくらい、
延々と北に進む。お腹も空いていたが、何とか日没までに都会に入りたい。
日が沈んでも、まだ泉大津市だったが、残照というロスタイム制度により、
なんとか堺までたどり着く。

でも、途中で、やはり海がみたくなり、写真と撮る。
やはり夕焼けは最高のイメージが出る。

なんとか難波にたどり着き、北新地からR2→R1→r13へ。
途中で、足が売り切れてしまい、大日で牛丼をほおばる。
やはり格別である。ついでにイオンモールで、まったりとする。
帰りはまったりしすぎて筋肉が固まったが、
同業者の後を追いかけながら、(でも抜かないように。)35km/hを維持しながら帰還。

家に着いてみると、149.52kmだった。
「あ、そういえばスーパーでビールを買うのを忘れていたよ」と、
普段ビールを飲まないのに、残念ながら、そう思ってしまったので、
ビールを買いに行く。
結果、150.4km。
初めて150kmを達成することができた。これは、ビールを買いに行くという
理由があったので、やや姑息ではないと信じている。

今日の目標も150kmだったので、完璧である。
これも、ぱーふぇくとなプランニングの賜物である。さすが…以下略。