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聖徳太子に会いに:大阪→斑鳩→大和高田→橿原→明日香

以前から、5月にツーリングに行きたいと思っていた。
知る人は知っているだろうし、知らない人は知らないだろうが、
原田宗典という作家がいる。その人のエッセイの中で、5月のツーリングが何故最適なのかを
熱弁している箇所があり、以前から5月に行きたいと思っていたのだ。

しかし、どういうわけか、ツーリングはいつも冬。何故わざわざ寒さに震えながら冬ばかり?
我ながら説明できない。

そういうわけで無理矢理5月に。
最初は琵琶湖一周を考えていたが、id:hms_hermes のアドバイスにより、相当大変なことがわかり、断念。
奈良の法隆寺に行くことにした。

楽しいワインディング 大阪→私市→磐船街道→生駒

家から磐船街道を目指して面白くもなんともない普段の道を行く。
特徴的な逢合橋から右折してR168を心が躍る。
一応、交野で給油をし、峠の入り口で星の里で鯉のぼりを発見。
遠足で何度かお世話になっているが、こんなのしているんだ。

すばるの鯉のぼり
交野の``ほしの里''で見つけた鯉のぼり。
鯉のぼりは``はねぼう''とか``かぜいろ''など多くの種類がある。
江戸時代から定着し、男の子が元気に鯉が竜になるように成長して欲しいという願いが込められている。
OLYMPUS E-510 ZUIKO 14-42mm 1/320 F10 ISO 400

生駒→大和川→王寺

生駒の山を楽しんだ後、うねうねとR168を下っていく。
じきに大和川が見えた。

大和川は4年生で習う重要河川である。

のどかだなぁ。

王寺→香芝→大和高田→橿原→明日香

訳の分からない地名に悩まされながら(辺群で[へぐり]なんて読めるかっ!)、
どうにかこうにか、石舞台古墳に到着。
正直、こんな観光施設だとは思わなかった。
250円でさっと見ることができる上に、
中に入ることもできる。

石舞台古墳
墳丘の盛土が全く残っておらず、巨大な両袖式の横穴式石室が露呈しているという独特の形状で有名。
天井席の上面が広く平らで、まるで舞台のように見えるその形状から、
古くから「石舞台」と呼ばれてる。埋葬者は不明だが、蘇我馬子と言われている。
OLYMPUS E-510 ZUIKO 14-42mm 15mm 1/250 F9 ISO 100

石舞台の中
石舞台古墳は間に入ることもできる。かつての阪神大震災の揺れも耐えきることができた。
この原因は大きな石と大きな石の間に小さな石を入れ込んでいるからだと言われている。
OLYMPUS E-510 ZUIKO 14-42mm 14mm 1/20 F5.6 ISO 400

これがその石だ!

さぁ法隆寺に行こうと思っていたが、帰りになんかすごいことが書いてある
石碑があった。[聖徳皇太子御誕生所]
さすが奈良。ちょっと発見したものがすごすぎる。
ちょっとのぞいてみようとおもったら、結構大きな寺だった。

本堂(本尊重文聖徳太子像)
後ろに見えるのは黒駒。橘の由来はミカンの原種から。日本書紀によると、
田道間守(たじまもり)が、垂仁天皇勅命を受け、不老長寿の薬を求めてたぶん中国に行って、秘薬を
手に入れて返って着たのに、既に天皇は亡くなっていた。
しかたなく、とりあえずその種を植えたら橘でした。だから地名も橘にしたらしい。
ついでに砂糖も薬として扱われたので、今も橘屋という屋号は菓子屋が多い。
OLYMPUS E-510 ZUIKO 14-42mm 14mm 1/250 F9 ISO 400

観音堂(六臂如意輪観音像:ろっぴにょいりんかんのんぞう)
なんでも人の望みを叶えてくれる仏と言われている。
OLYMPUS E-510 ZUIKO 14-42mm 14mm 1/30 F9 ISO 100

また、収蔵庫に5月9日まで特別公開していた、
重要文化財の日羅像などもあった。往生院の天井画も
面白かった。しかし、天井画の部屋も畳が広い。96畳だった。


そんなこんなをしている間にそろそろ神武天皇陵に行って法隆寺に行こうと
思っていたら、酒船石の看板が。ちょっと行ってみようと思い、行ってみる。

酒船石は駐輪無料で、5分ほど、山登り。ちょっと息があがる程度。
あまり感動しなかったが、昔の人もこの石を触ったんだなぁ。と思って、
感動することにする。

酒船石
基本的に全て謎の石。
OLYMPUS E-510 ZUIKO 14-42mm 14mm 1/50 F5 ISO 100

時間がこれで遅くなりすぎ、法隆寺に行っていたら、
真夜中のR168は嫌すぎなので、飛鳥寺は遠くから写真を撮るにとどめた。
[また拝観料があったというのもある]

飛鳥寺

もう、太陽が傾き始めている。焦りを感じながらも神武天皇陵へ。
信号が長すぎる。

神武天皇陵へついたうねうねと砂利道を歩いて行く。ここで驚愕の事実が

神武天皇陵
駐輪場はここより50m北にある。

砂利道を越えて

閉まってた。

そこから急ぎに急いで、法隆寺へ。
法隆寺のボリュームは半端ではない。
これだけで一日が終わるかもしれない。
国宝、国重の山である。もちろん拝観料も1000円と、
他とは全然違うボリュームである。

南大門を通過。

南大門 (国宝)
法隆寺の玄関。1435年に焼失し、1438年に再建された。
OLYMPUS E-510 ZUIKO 14-42mm 14mm 1/125 F57.1 ISO 100

なんか、下の画面小学校の時通った記憶がある。

大きいなぁ。

中門 (国宝)
西院伽藍の本来の入口となる中門の深く覆いかぶさった軒、その下の組物や勾欄、
それを支えるエンタシスの柱、いずれも飛鳥建築の粋を集めたものであり、
重厚な扉と左右に立つ金剛力士像(奈良時代)は、日本に残っている最古のものらしい。
OLYMPUS E-510 ZUIKO 14-42mm 14mm 1/40 F9.0 ISO 100

五重塔 (国宝)
釈尊の遺骨を奉安するための施設。高さは32.5mあり、
日本最古の五重の塔。金堂と並び、世界最古の木造建築物。
607年に建設670年に焼失後再建。
OLYMPUS E-510 ZUIKO 14-42mm 14mm 1/60 F9.0 ISO 200

金堂 (国宝)
ご本尊を安置する聖なる殿堂。これも世界最古の木造建築物。
OLYMPUS E-510 ZUIKO 14-42mm 14mm 1/50 F9.0 ISO 200

二枚セットで撮ってみた。
OLYMPUS E-510 ZUIKO 14-42mm 15mm 1/50 F9.0 ISO 200


聖霊院 (国宝) しょうりょういん
もともとは僧侶の住居だったが、鎌倉時代に聖徳太子信仰の
高まりにより、聖徳太子の尊像を安置するために改造してできた。

他にも撮影禁止地区には日本最古の食堂(じきどう)などいろいろあった。

東大門 (国宝) とうだいもん
日本最古の僧門。三棟造りという奈良時代を代表する建物の一つ。
OLYMPUS E-510 ZUIKO 14-42mm 14mm 1/160 F7.1 ISO 100

夢殿 (国宝)
観音の化身と伝える聖徳太子を供養するための殿堂。
OLYMPUS E-510 ZUIKO 14-42mm 14mm 1/100 F6.3 ISO 100

これはなんという建物だろう。特徴的な屋根である。

東院鐘楼 (国宝)
袴腰が特徴的な建物。内部には中宮寺と陰刻された奈良時代の梵鐘がつるされている。
OLYMPUS E-510 ZUIKO 14-42mm 17mm 1/50 F9 ISO 100

人気がなくなってきたので、帰りにもういっぺん中門をアップで撮影。

OLYMPUS E-510 ZUIKO 14-42mm 21mm 1/80 F5.6 ISO 100

実は西の方にも国宝がある。普通に五重の塔から見てしまうと、
見落としがちである。

三経院(さんぎょういん) 及 西室(にしむろ)国宝
聖徳太子が勝鬘経・維摩経法華経の三つの経典を注釈されたこと
(三経義疏)にちなんで、西室の南端部を改造して建てられた。
今でもここで講義が年に2回行われているらしい。
OLYMPUS E-510 ZUIKO 14-42mm 18mm 1/25 F9 ISO 100

もう一つ奥には西円堂があるが、これは撮影不可。
みて楽しんだ。反対側を見ると奈良の街が見える。

ここまで楽しむと、既に16:30。夜の山越えは本当に嫌なのでダッシュで引き返す。
途中のR168で工事をしており、大阪ナンバーで安心し、
ダンプの後についていったら、東大阪の山に連れて行きかけられ、非常に焦る。
何とか、コースを見つけ帰還。

時刻 場所 走行距離 メーター
10:10 0km 6912
11:45 大和川 30km 6942
12:49 石舞台古墳_着 55km 6967
13:09      _発 -  -
13:11 橘寺 _着 56km 6968
13:39 橘寺 _発 - -
13:42 酒船石 _着 57km 6969
13:51 酒船石 _発 - -
14:12 神武天皇陵_着 64km 6976
14:23 神武天皇陵_発 - -
15:20 法隆寺 _着 85km 6997
16:29 法隆寺 _発 - -
17:49 120km 7032
移動時間 5時間28分
総距離   120km
平均時速 21.9km