数学の先生

何も言わず、このYoutubeにアップロードされた動画を最後の最後まで見てみよう。

爆笑。
ラスト10秒のオチが秀逸である。

正しい歌詞は以下の通り。
Oh, yeah, I'll tell you somethin' I think you'll understand
When I say that somethin' I want to hold your hand
I want to hold your hand
I want to hold your hand

あと、イース/オリジンが発売された。
http://www.falcom.co.jp/yso/index.html
ぜひとも買いたい。

イースは、昔爆発的に有名だったファルコムのPCゲームだ。
私も小学生のときより、イースIIやイースIIIにはまっていた世代である。
グラフィックの美しさに感動したものだ。
音楽もすごく好きだった。
でもPCM音源はおろかBEEP音源だったけど。
BEEP音源とは、知らない人のために説明しておこう。

パソコンの電源を入れたらピッとかいって音が入る。
あのピッという音で音楽を演奏するのだ。
昔、小学生のころ、音楽が大好きだったので、BEEP音源を駆使して
プログラミングしたものである。
だから、中学生のときに、マウスで音符が押せて音楽が再生できることに、
滅茶苦茶感動しまくった。

ここから、以降は回想

高校生の時には、MIDI音源がパソコンに実装され、16トラックで64音も同時に再生できる
と知ったときには、死んでもいいと思ったくらい狂喜乱舞した覚えがある。
といっても、この時は、MIDI音源の意味は知らなかった。


大学生1回生のころには、
cherryというフリーソフトがあって、MIDI音源で自由に音楽を作曲できるようになった。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se071842.html

これからはパソコンの時代が来るんだ。このMIDI音源で音楽をプログラミングすることなく、
自由に作れるんだったら、みんながみんなパソコンを買うに違いない。

そう思って、cherryに没頭した。もうコンピュータでプログラミングをしなくたって、
いろんなことができるとコンピュータの可能性について夢を膨らませていたのである。

2回生のころには、プログラミングの勉強をしてみることに。C言語に悪戦苦闘しながら、
同時にLinuxの学習も始めた。プログラミングが苦痛で苦痛で仕方なかったが、ある意味
楽しかったのである。

3回生のころには、研究活動が楽しくて仕方なかった。C言語はある程度わかってきていた。
テニスサークルで、鹿児島に行っているときのフェリーの中で深夜、みんなが寝静まっている
時に、ふとZ会宇宙論講義で「体積が減少するのに表面積が増大する宇宙」を、もっと簡単な例
で表現できないかと思って、「二つの同じ形の球をぶっつけて、一方の円が、もう一方の円の中心にまで
めりこませたときとぶつける前の表面積と体積」の比較をすれば、よいのではないかと考えていた。
途中で、先輩に声をかけられ終わった。

で上のことは数学的には証明できたが、プログラミングで実装しようとしてみると、
モンテカルロシミュレーションしたときに、どれだけサンプル数を増やしても、
誤差が小さくならないことに疑問を感じ、もしかしたら擬似乱数そのものが信頼できないのかも。
とひらめいた。(調べてみて、これが真実としったときは嬉しすぎた。)

それで自分で改良した擬似乱数ジェネレータを開発することにした。
結果誤差が0.000008%まで小さくなったときはうれしかった。

4回生のころには、素粒子実験の研究のためにLinuxと、組み込みシステム制御に没頭した。
あまりにも難しすぎた。

就職1年目。仕事自体は、たいしたことはしなかった。忙しすぎたが。
この時、Windowsのプログラミングをしたことがなかったので、Visual C++に苦戦しまくる。
仕事の合間にネットワークプログラミングができなくて、何がプログラマだと、ちょっと焦燥感が
あったので、Perlの勉強をすることにした。
結果、Perlは全然面白いと思わなかったし、見てくれが悪いと思った。
教員採用試験に合格したことが分かると、もしかすると、教員の時代にも情報化がされているのかも
知れないと思った。

その時、色々な教材などの情報は、共有して、みんなが使えるシステムにすれば、
ものすごく大きなことになるかも。と思って、そういうことが簡単にするための、
教員部品情報管理システムをPerlで構築した。
この時、SQLの勉強もした。
現在はグループウェアがしてくれているが、あの当時の自分の方向性は間違っていなかったのだと安堵。

教師1年目。
信州大学大学院の存在を知りながらも躊躇。
でもCAIに可能性を感じ、PHPの学習と並行しながら、PerlでCAIテストシステムを作る。
この時、徹底的にMySQLの学習をする。
しかし、学校の先生って、コンピュータの知識は0に等しいことがわかったので、今後は、
CSVで実装しようと思っていた。

教師2年目
ネットワークプログラミングに可能性を感じ始める。子どものパソコンにそれぞれインストールするのは大変という判断。
うちの学校の各教室にLAN回線を引いたことに可能性を感じる。

健康観察の管理システムをPHPで開発する。
さらに、Web2.0の存在を知り、Google Mapsに大変感動する。
javascriptの可能性を再発見。
Google Mapsのハックを始める。

今後、Webは爆発的に進化する予感を感じ、今年度学校Weblogシステムを開発してみた。
とりあえずこれを教育論文のテーマにしてみよう。