大学で高校の授業をすることについて

面白い記事がある。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200612160028.html

阪大でも高校世界史 高校の補習、全大学の2割で実施

タイトルをみて笑った。

いやいやいや、全然関係ないでしょう。
入試科目にないのであれば、個人的に好きでなければ、一所懸命に勉強しないでしょう。
そんな時間があれば、入試科目の勉強をするでしょう。

そもそも、受験科目に世界史を必須として指定する大学はあるのだろうか。
大体、私立大学ならば、受験科目は、 英語・国語・(世界史・日本史・数学II・Bから1)とかじゃないのか。

だが、国立大学となれば、文学部を除いて
英語・国語・数学
となって、世界史や日本史は受験科目でさえなかったはず。
文学部は、選択できたっけな。

だから、摂南大学の補修とは全然ベクトルが違う話なのである。
摂南大学は受験科目として勉強した科目でも補修がいる。
ということなのである。

建前としては、全科目同じように勉強するべきというのがあるが、
大学生受験生で、全科目同じように勉強した学生は、数十万人のうち、ただの一人もいないとおもうな。