朝○新聞の社説

今日は、ずっと研究員の授業用のプレゼン資料を作っていた。
だいたい教師はプレゼンスキルというか、そもそもの発表する力は、一般的な人よりかはあると思うのだけど(どんなに下手な人でも毎日8時間しゃべってたら、それなりにうまくなるでしょう)、パワーポイントとなると、とたんにダメなのである。

まぁ別にパワーポイントでなくても、キーノートだろうが、インプレスだろうが、なんだっていいんですけど。
知る人ぞ、知るプレゼンソフトである、Magic Pointでも可。
http://www.imc.im.hiroshima-cu.ac.jp/admin/doc/magicpoint.html
ここに行けば、大体わかるでしょう。

Magic Pointは、まぁ半分コーディングしながらプレゼン資料を作ると思えばよろしい。
私が学生の頃は、まだOpenOfficeが、広く出回っていなかったし、デフォルトでLinuxに入っていなかったり、日本語周りで苦労させられたりと、散々だった。今じゃFedoraCoreVineでプリインストールだ。

で、中間発表とか、卒研発表とか大々的なもんではなく、ミーティングとかでちょっとプレゼン資料つくりたいなぁ。
とか思うわけである。

そんなとき、パワーポイントは不便極まりない。こんな感じ。
1.え・・と、この図をはりつけたいな。.epsにして・・・と。
2.windowsが入っている計算機まで移動、別の部屋に行かないと、Windowsが入っている計算機はない。
3.え・・と、さっき作った図が入っているマシンは・・。SCPするか・・。
4.パワーポイント起動。
5.あ”。eps貼り付けたら変な感じになっちゃったよ。
6.作業用マシンに移動。でも面倒なので、隣のLinux機を作業マシンとして、遠隔操作してとってきて、そこで作業。
7.以下繰り返し。

と、大変だるいのである。
Windowsのよさは認めるが、やはりLinuxの方が研究するには便利。
だからUnixをつんでいるMACの底力はすごいのである。研究もできるし、おしゃれなマシンなのである。
さらに、BootCampで、WindowsMACに入れられるようになり、MACを買ってはならん理由は、
値段だけの問題となった。

あ、個人的には、coLinuxみたいな、coWindowsとか作って欲しいな。

で、A新聞の社説なのである。
なんと、社説にロケット開発について批判しているのである。
「納税者を考えて、医療開発など、役にたつ事業だけにせよ。」

馬鹿である。どうしようもない馬鹿である。

役に立つことだけすればよいと考えるのは、本当に馬鹿なのである。
それでは理学部はいらない。工学部だけでよろしい。となるのがわからんか。
確かに、宇宙物理は、今すぐには役には立たない。
しかし、そういう研究をしなければ、100年先の未来の進展は無いではないか。
トランジスタの研究にしたって、およそ60年くらいまえの研究だ。
その当時、トランジスタが役に立ったのか。

例えば、GPSにしてもそれは宇宙物理学の賜物ではないのか。
その当時の宇宙物理学の研究者は、そんなことを考えてロケットを飛ばしたのか?

目先の利益にとらわれて、巨視的な観点から物事を見れない新聞屋であること判明。
そもそも学問とは何なのかを、考えればわかるはずなのになぁ。