viを256倍楽しむための記事

ymlab2006-08-08

まず、教祖様に経緯を表して経典を書こう。


Linuxを256倍楽しむための本

これは、少々古いが、私がLinuxを始めた動機ではないが、(動機はC言語windowsにインストールすることができなかったから。)
大いに興味を持ち、Linuxの世界に足を引きずり落とされた本である。
この本がなかったら、プログラマの職業を選んでいなかっただろう。
もちろん今は、プログラマではないが。

今日はなんとなくViについて久しぶりに調べた。
Viを初めて知る人も多いと思うので、優しく説明しよう。

Viとは、(ヴイアイ)と読む。vim(ヴィム・ヴイアイエム)もviのクローンだから全部そこらへんは、まとめてViと呼ぶことにする。
Viとは何かというと、

史上最強のエディタである!

もう一度断言しよう。

史上最強のエディタである!

と。

ライバルはEmacs(イーマックス・エマックス)やXemacs(エックスイーマックス・エックスエマックス)になる。

しかし、こんなことを書いたらM井君にグーでどつかれそうだが。

Emacsは、それでもう環境となるので邪道である。

だからViが史上最強エディタである所以である。
いいとこ強いとこをバリバリ集めてきた巨人みたいなEmacsよりも、やはりシュールな阪神のようなViが素晴らしいのである。

ところが、Viには、とんでもない弱点がある。Viは、操作方法が極めて難しく


はっきりいって、初心者の段階では、エディタなのに、一文字も打てずに挫折する。

のである。

Viを使っている人を側で見ていると


魔法使いかと思うほど

である。

では、何故こんなに操作方法がややこしいのに、Viは世界中で使われるようになったのか。
恐らく、メモ張で満足している人は言うだろう。
「そんなの使い方がややこしいし、やる意味がないよね。」
と。

しかし、そんな輩にはあえて言おう。

クズであると。

まぁ、普段仕事か学業でPCを日常的に使わない人は別にかまわないが、
一日1時間以上PCに向かうのであれば、Viは強烈なパワーを放つのである。

また、もしかすると、情報系の職場や学業に専念している人がVi/Emacsを最低限でも
使えなければ、周りのレベルによるが、


軽蔑される

と思っておこう。

Viの習熟はエンジニアにとっては、お茶の作法のようなたしなみだからである。

Windowsでは、ここのvimを落とすと手軽に始められ、幸せになれる。
チュートリアルもついてあるので、よいだろう。

香り屋 — KaoriYa

ダウンロード先は、

http://www.kaoriya.net/dist/vim-6.4.006-w32j.tar.bz2

である。解凍ソフトは、

Lhaplusの詳細情報 : Vector ソフトを探す!

を使えばよろしい。

解凍すると、

こんな画面が開くはずだ。

Viで出来ることを最後に。

今日はいい天■気ですねえ。

■がカーソルとする。
気より右側を全部消したいとする。


Viでは、シフトキーを押しながらdを押すだけである。猿のようにDelを連打する必要はない。


gjidjgitkhmnstdlkhmnd■stklhsdt・・・・・
とても長い文章があった。行末・行頭に行きたい


Viでは、行末には$ 行頭は0 を一回押すだけでよい。猿のようにカーソルを連打する必要はない。


50行目に行きたい


Viでは、:50で50行目に飛ぶ。猿のようにカーソルを50回押す必要はない。


fopen という単語を検索したい。


Viでは、/fopenで、検索候補に色がつき、nで次の候補。Nで前の候補。Alt+e+f 検索文字。 F3 とする必要はない。


正規表現で検索したい。


Viなら余裕。