亀田興毅の世界戦の試合の判定

すごい判定でした。おそらく誰がみてもフアン・ランダエタの圧倒的な勝利なはずなのに。
で、ちょっとどういうわけか考えてみることにした。
まず、絶対に亀田を勝たせなければならないと仮定する。(前提条件)
亀田が勝つためには亀田は立ち続けなければならない。(KOは許されない)
判定。
判定で3−0で亀田にすると、ものすごくクレームがくるだろう。
そこで、判定は僅差にする必要がある。今回の場合は1Rでも落としていたら亀田の負け
という、ほんとうに微妙な僅差にする。

とりあえずいろんなデータを見てみた。
まず、Yahooのアンケート。

http://quizzes.yahoo.co.jp/quizresults.php?poll_id=3218&wv=1

現在のところ、今もぐんぐん増えていっているけど。

亀田の勝ち 3438票
ランダエダの勝ち 95055票
引き分け 2102票

である。
さらに、調査してみた。

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1万5000人で埋め尽くされた会場では、最終ラウンドが終わると、多くが判定結果を待たずに席を立ち、出口に向かって列をなした。亀田選手が新チャンピオンになったことを告げるアナウンスが流れると、歓声とともに「えーっ」という驚きの声が上がった。
 埼玉県春日部市の建築業、関根良行さん(28)は「負けていた試合。こういう結果は逆に残念で、亀田選手にとってもよくない」。東京都足立区の会社員、下川圭太さん(42)は「気が抜けた。前半のダウンを取り返そうと一生懸命やっていたのは分かるけど、5ポイントは負けていたと思う。結果を喜べない」と不満をあらわにしていた。

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生中継したTBSには放送直後から視聴者からの電話が殺到し、電話がかかりにくい状態が続いた。
 電話の大半は判定への抗議とみられる。放送を見た男性ファンは「亀田には勝ってほしかったけど、試合の結果に納得できない。この怒りをどこにぶつけたらいいのか」と憤っていた。

元WBC世界ライト級チャンピオン ガッツ石松が切れまくっている。

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テレビで観戦した元WBC世界ライト級チャンピオンのガッツ石松さんは開口一番に「まいったね。なんでこの人が勝ちなの」と判定に不満を示した。ガッツさんの判定では、ランダエタが7ポイントもリードしていたという。

 そのうえでガッツさんは「亀田兄弟は人気があるかもしれないけど、この試合で勝てるのなら、ボクシング界は何をやっているのかと思われる。日本人は立っていれば、チャンピオンになれるの? 全世界のボクシング関係者に見せて、判定してもらえばいい」と首をかしげた。さらに「日本のボクシングはタレント養成所ではない。これがまかり通るなら、僕はボクシング関係の肩書は何もいらない」と怒っていた。

 漫画家のやくみつるさんも「非常に不愉快なものを見た。実況も最後の方は負けモードだったし、こういう判定になるとは。判定後の(亀田選手の)態度も疑問。あの場では勝者の振る舞いをしないと格好がつかないところもあるだろうが、大口をたたける試合内容ではなかった。態度を改めるべきではないか」と厳しく指摘した。

 一方、元WBAジュニアミドル級王者、輪島功一さんは「亀田選手は前半、悪かったが、中盤から盛り返してがんがんに攻めて最後までよく頑張った。引き分けかなとも思ったが、勝ちに値する戦いぶりだった。(苦戦の理由は)今までやってきた相手とあまりにも差がありすぎ、(戦い方を)考えていなかったこと。これからは世界王者。どんな相手ともやらないといけないのだから、よく考えて戦わないと」と一定の評価を与えた。

 ▽亀田興毅選手の話 KOばかりだったから、判定は緊張するなあ。最初、(判定で)ランダエタの名前が挙がって「やばい」と思ったけど、手元にベルトがあるからなあ。

あの試合で上の台詞がいえる亀田。

何故、勝たなければならなかったのだろう。
さらに調べると、発見。多分これが原因。
YouTubeなので、もしかすると、TBS側から削除せーと怒られるかもしれないので、ここに言葉を書いておこう。
YouTube

上をクリックすると、動画が見れる。

亀田が、[こいつの名前あかちゃんやから、キューピーあげるわ]の発言等が流れて、その後で、

アナ[・・・初防衛戦ですよね。敗戦というのは想定してないんですね。TBSは独占の放送権をもっているということで、なんとその防衛戦を、大晦日にやればいい。と。これは高視聴率間違いない。と、これまでずっと大晦日ありました、レコード大賞が、前日に繰り上がったと。・・・]
勝谷誠彦[TBSやからっていうこと?]
アナ[そう。]
勝谷誠彦[語るに落ちたってこういうことやな。]

"[敗戦は想定してないってどういうことや。]
"[勝負事で]    
"[ええかげんにせーよ、国民なめんのも。]
"[さっきの?*・*。ような発言吐くようやったら、こいつは国辱じゃ。]
"[よその国からきてもらった対戦相手にあんな失礼なこといいやがって]
"[まぁありますよ。]
"[だけどねー、あの。具志堅ようこうさんが最近、あそこに発言なさってますけど]
"[やっぱりね。守るべき礼儀は守らなあかん。]
アナ[ですねー。あのパフォーマンスってどこか演出家の方がいらっしゃるですかねー。]
"[TBSどこまで深入りするか、俺注目してるからな]

これが、もし亀田が負けていたら大晦日視聴率取れないからかなぁ。

結果を知った勝谷誠彦がどんなコメントをするか、気になる・・・。


追記

どんなコメントをするのかは、明日にならないとわからないが、
試合前の勝谷氏のWebサイトがあり、コメントがあった。

http://www.diary.ne.jp/user/31174/

3時半起床。亀田興毅なる道化が赤坂の興行師の振付で四角いマットの上で馬鹿踊りをするらしい。ここまで持ってくる間には『週刊文春』がタイまでわざわざ行って噛ませ犬に内幕を聞いてくるなどバレそうになる危機もあったようだがいよいよかけたゼニの回収にかかれるようで同慶の至り…褒めてんじゃないよ。あまりボクシングをバカにするなよ。大道芸人が自分を大きく見せてあらゆる手段で成り上がろうとするのは当然のことだ。興行師もまあ似た世界である。しかし政府から電波の権利を預かっている許認可事業の放送局がそうしたギリギリの世界にどこまで足を突っ込んでいいのか良識あるメディア人たちはみんなせせら笑いながら傍観している。スポーツ新聞などが騒ぐからと安心しているならTBSの馬鹿は底が抜けている。おたくが地雷を踏んだ瞬間に彼らは蜘蛛の子が散るように逃げ出し刃を返して切り刻むだろう。フジテレビが格闘技を切ったことにTBSは何を学んだのか。王座決定戦にもかかわらずウィークデーに試合を設定した理由がいつまでも隠しおおせると思っているかね。ひょっとして知らないなら仰天ものだがだったら今からでもそのスジに詳しい人に聞いてみるがいい。まあどうせ試合が終わったら週刊誌が書くだろうけど。事前に書かないのはむしろ試合をさせたいからだということもわからないのだろうか。叩く相手は大きくなってからの方がいいのだから。あのヤンキーが今日勝とうが負けようがもはやあまり関係ない。仄聞するところでは両方のシナリオが用意されているというがこれまでの台本通りだと勝つことになるのだろう。スポーツ選手が不祥事を起こすと「子供たちに夢を与える人間が」としたり顔で言う連中をスタジオに並べるテレビ局がどうしてかかる無礼非礼な外道をヘラヘラと持ち上げるのか。記者とはいえ年上の人々に対してああいう口をきいてなぜいいのか「夢を与える」子供たちに説明してくれたまえ。視野狭窄の阿呆メディアは忘れているようだが亀田とランダエタ選手の映像はベネズエラでも流れるだろう。テレビ局が扱わなくともネットで誰もが見られる世の中である。はるばる海を渡って来てくれた年上でキャリアも遥かに上の対戦者にかかる厚顔無恥で傲岸な態度を示す日本人の存在をかの国の人々に知らしめるのは国辱以外の何ものでもない。今日の試合の勝ち負けがどうであれTBSは公共のメディアとしてその責任をとるべきだ。

ぶち切れ。怖い。