gimp 2.2 のインストール

ymlab2006-05-23

オープンソースな画像編集ソフトで、ものすごい機能多彩なGimpの拡張を使いたくなった。
何故、これが無料で配布されているんだろう。

拡張すると、
http://wingimp.hp.infoseek.co.jp/files/script/script.html
のリンク先みたいな画像効果を作れる。
というわけで、導入しようと思ったら、残念ながら多くは、
Gimp 2.2対応らしい。

ということは、
Windows版のgimp2.2が出ていたらしい。
ずっと、Gimp 1.3を使ってきたのだが、最近script-fuの導入方法が分かったので、
2.2を入れようとした。

そしたら、えらい目にあった。
もう忘れたくないので、手続きを書く。

gimp2.2をインストールする前に、GTK+をインストールしないといけない。
ところが、最新版のGTK+2.6.7を入れると、Scrit-fuが起動しないというバグがあるらしい。

そこで、GTK+2.4.14を入れないといけない。

次に、Gimp2.2をインストールする。最近のGimpは、国際化が進んでいるため、日本語化パッチを当てなくても、自動的に日本語を出力してくれる。
ちなみに、GTK+を入れないか、古すぎるGTK+の場合は、インストールの時点がこける。

で、インストールが終わって、起動してみると、Gimpの起動画面が表示された後、フォントの設定画面で落ちた。

CPU使用率がぐんぐんあがり、100%となり、応答なしとなる。
そこで、Gimpを強制終了すればよい。

原因は、フォントの取得に失敗しているみたいなので、
gimpの設定ファイルのフォント設定を無効にしてやれば、解決する。
gimpの設定ファイルの場所は、

普通にインストールすれば、
C:\Program Files\Common Files\GTK\2.0\etc\fonts\fonts.conf
にある。
この中の、フォント読み込みディレクトリを指定している行

WINDOWSFONTDIR

<!-- <dir>WINDOWSFONTDIR</dir> -->

という具合にコメントアウトしてやるとよい。htmlライクだなあ。

そうしたら、とりあえず起動はうまくいった。
で、早速使おうとロゴを作ってみると、フォントがないので、作れません。
とエラーが出た挙句、ここでも落ちる。

これの原因は、多分、いやおそらく、フォントの指定をさっき、コメントアウトしたことによって無効にしたからだと思う。
なので、フォントを手動で入れる必要がある。
フォントを入れる場所は、
C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\.gimp-2.2\fonts\
に入れてやればよい。とりあえずMSゴシックを入れてみたら、うまくいった。

やったぁ。

で、多分、ここにおらおらって、フォントを入れまくればよいと思い、フォントを入れてみる。

そうしたら、またしてもGimp起動時にエラーが出た。
これは、Webで調べても何も情報が得られなかった。

そこで、なんとなく、フォントのファイル名を日本語から半角アルファベットにしてみると、うまくいった。

多分、国際化しているのは、出力部分のみで、ファイル読み込みなどのUIに影響しないところでは、まんまなんでしょう。

ということは、使いたいフォントの分だけ、手動で、コピーしないといけないのか!?
ハードディスクの無駄遣いな気がする・・・。
まぁ、絶対に使わないフォントを、入れないことができるので逆にすっきりするかもしれないが。

Linux版のGimpだったら、シンボリックリンクでも張ってやればうまくいくような気がするが、Windowsでそういう機能はないのかな。

ちなみに、Script-fuを導入する方法は、

Script-fu ファイル(.scm)を、
C:\Program Files\GIMP-2.0\share\gimp\2.0\scripts
みたいなところに、コピーしてやればよい。

これで一通りの設定は完了。

今日は、CD画像自動作成Scriptを使ってみた。

後、今日の日記の右上にあるXMatrix風画像もつくってみた。
そのまんまだとあまりに能がないので、一回ぷちっととまったような感じを入れてみた。